画面上の矢印を移動させるための機械というと普通はマウスということになり、画面上の矢印のことをマウスと云ってしまうこともしばしばです。しかしこの矢印は正式には『ポインタ(Pointer: 英語で時計の針の意)』と云い、それを移動するための道具を『ポインティングデバイス』と云います。
 これにはマウス以外にも様々な種類があるのですが、どうしてもポインティングデバイス=マウスとなってしまうようで、マウスを使えなければ即、高くて種類もない障害者用の福祉器具を使うしかないように捉えられてしまいます。

 しかし実際には前述した通り、ポインティングデバイスには様々な種類があり、代表的なところではノートパソコンによく使われているトラックパッドといわれる板の上を指を滑らせて矢印を動かす物や、トラックポイントというIBMのノートパソコンによく使われている小さなつまみを動かすものもあります。
 このようにマウス以外にも様々なポインティングデバイスがあり、健常者も自分にあうポインティングデバイスを探しているので、価格もこなれて、デザインも考えられたものが多くあります。

 例えばトラックボールという製品があります。これは少し前のノートパソコンによく搭載されていたもので、マウスをひっくり返した球が表に出たような状態になっています。これから紹介する外付けのトラックボールはノートパソコンに搭載されているような小さなものではなく、直径3〜6センチメートルほどの球をゴロゴロ転がすようなタイプになります。ボタンも柔らかく、パソコンのキーが押せるほどの力があれば十分に押すことができます。またこれにはマウスと違って、『場所を要さない』という利点もあり、一般の健常者も好んでこれを使う人が多くいます。これはどういうことかと云うと、トラックボールは前述した通り決まった板のような装置の上にボールが置いてあり、これを転がして画面上の矢印(ポインタ)を動かすようになっているので、マウスと違い、動かす場所が必要でないのです。

 以下に、参考にお薦めのケンジントン社の製品カタログへのリンクをご紹介しておきます。オンラインショップは英語版しかありませんが、日本の一般的なパソコン販売店でも取り扱っているはずです。少々値は張りますが、疲れにくく使いやすいというという点には非常に優れていると思います。

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