脳動静脈奇形闘病記(病気の経緯)

11月

 ここに来る前から三ヶ月で出ることが決まっていて、半分の所まで来てしまいました。
 取手でもそうでしたが、ここでも散歩にはよく行きました。大抵屋上と二階に行きましたが、屋上は見晴らしが良いので好きで(といっても目はあまり見えなかったのですが...)二階は腕を入れて計る血圧計があり、それで計るのが毎回の楽しみでした。後土日は時間があったので外に行ったりしたのですが、行く途中で植え込みの中に小さな(だけど派手な)黄色いおうちがあり、ずーっと謎でした。今でも謎です。だいたい何でそんな所にそんな家があるのか、しかも普通の家でした(壁が黄色いからあまり普通じゃないけど...)。いっぺん少し扉が開いていたので覗いてみましたが、椅子があってテーブルがあって、皿数枚とフォークが置いてあって、ますます不気味で、わからなくなりました。

 この病院は(前の病院でもそうだったけど)同室の人がみな年寄りばかりで、入れ歯がないから林檎が噛めないとか、孫が来るのが楽しみだとか、こっちは子供もいないのに〜 と思っていました。

 この頃にはリハビリも進んでいて、言語の方はやることがなく、手の方でもやることがないので歩く練習をしていました。

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