いよいよ退院

 こうして大体必要な物が揃ってくると、いよいよ退院の日が近づいてくる。今度は以前のように他の病院への「転院」ではなく「退院」だ。自宅での生活に戻るのだ。

 退院の日付は事故からちょうど1年の平成13年(2002年)8月1日と決定した。

 その日に向けて、荷物を片付け退院準備に入るのであるが、今までお世話になったルームメイトの人達や友達、先生方にお礼をあげる事にしたのだが、先生によっては受け取ってもらえない場合もあり、そういう場合、「それじゃ持ち帰ります」と言って脅し、「こういう皆が見ている所でこういう物を出すな、わかった貰うから、ありがとう。」と受け取らせた。

 入院中知り合った、華奢なIさんとは住所や電話番号等を交換し、退院後、手紙を書いてみたが返事は無く、退院できたのか、わからずじまいで音信不通である。

 退院の際は、本当は弟の車で戻るはずだったのであるが、都合がつかず、私は一人で座位(座った姿勢)を保てるようになっていたので会計を済ませ、母とタクシーで自宅まで戻ってきた。

 かなり長距離乗っていたので、かなり酔ってしまい、粗相はしなかったものの、自宅に着くやいなや疲れて眠ってしまった。

 これで私の入院生活は終了となるのであるが、その後2番目に入院した大久保病院が自宅から近い事もあり、そこに診察と薬をもらいに通院しながら、居住区の障害者福祉会館のリハビリ教室に通う事になり、現在に至っている。

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