台湾居候記 5/8

 屋台の彼女は少々閑を持て余し気味。
 朝の宗教藝術祭(三重市が宗教文化の宣伝のために行っていたお祭り)の会場。右に見えるのが劇の舞台。
 会場内にあった、中元節(お盆)に、先祖のために燃やすための紙のお金(金紙と銀紙)。箱に付いている人型の切り紙は、この箱を運ぶ人ということだとか。
 峻榮氏の家の近所。三重市は台北県内の郊外の街。
 毎日のように来る屋台の豆花屋さん。豆花(中国語で"トウホア" 台湾語で"ターホエ")は豆乳を凝固させたものに大豆、甘い汁や氷をかけた冷たいデザートで、スプーンを入れるとはらはらと崩れる。台湾に行って一番おいしかった食べ物。特にここの豆花は特別においしかった。作り方に熟練を要するらしく、日本にないのが惜しい。
 昼寝をしていたら、雨の音で目を覚ます。夕立だ。峻榮氏に誘われて外に出ると、凄まじい雨と風で、傘がまるで役に立たない。道に出ると、屋台を風に壊されてしまって、呆然とする人があった。
 タクシーに乗って三重市の中心部へ。信号待ちで外を見たら、この雨の中カッパを着てバイクで走る人がいた。根性なのか、元気なのか。
 三重市の中心に着いた頃には雨も上がり、台湾では珍しい焼き餃子のおいしい店へ。雨の中バイクで逃げ込んできた母娘。
 台湾に馴染んでしまった私。傘の先に付いた器具は、引き延ばすと傘全体を包み込んで水滴を垂らさないという便利な逸品。少々重いのが難。